コスト削減に応えるLED照明の選び方

  • ホーム
  • コスト削減に応えるLED照明の選び方

LED照明の導入を検討されている方へ

LED照明の導入を検討されている方へ

近年、ランニングコストを削減して省エネを実現するためにLED照明を導入したいとお考えの企業の担当者の方が増えてきているようです。ただし、「どのライトが一番効果的かわからない」「いつ導入すべきなのか迷っている」などさまざまな理由で導入に踏み込めていないケースも少なくありません。

工場・企業の省エネをお手伝いする「株式会社ライフステージ」では、コスト削減のためのLED照明の選び方をご紹介します。まずはLED照明の選択の基準についてしっかり整理することから始めることで、失敗のない照明器具への投資を行いましょう。

コスト削減を実現するLED照明とは

一口にLED照明といっても製品によって性能は異なります。省エネでコスト削減を実現できるのは確かですが、用途や目的にあった規格や製品を選択しなければ、その効果も半減しかねません。最適なLED照明を選択するために、まず以下の考え方を覚えておきましょう。

lm/ W(ルーメンパーワット)=燃費のよさ

「lm/W(ルーメンパーワット)」とは、光源の全光束(lm)を消費電力(W)で割った数値です。つまり明るさに対してどのくらいの電力を消費しているかを表しています。自動車で表現するならば、1リットルのガソリンで何km走れるかというものに相当し、lm/Wでは1Wあたりでどれだけ明るくなるかを判断できます。つまりlm/Wは数字が高ければ高いほど、より少ない電力で明るさが確保できる光源ということ意味しているのです。

LED照明

たとえば下記の表の水銀灯は光束が22,000lmでも消費電力が400Wなので、蛍光灯やLED電球と比べると効率が悪いことがわかります。また白熱電球は他の光源と比べると効率がもっとも効率が悪く、蛍光灯は110lm/Wで一番効率がいいといえます。単純な光束量や消費電力に加え、光束に対する消費電力の割合によって効率を比較することで省エネを実現できる光源の選択方法が明確になるのです。

照明 消費電力 光束 lm/W
白熱電球 60W 810 lm 13.5lm/W
蛍光灯 32W 3,520lm 110lm/W
水銀灯 400W 22,000lm 55lm/W
LED照明 10.6W 810 lm 76.4lm/W

LED照明を選ぶ際のポイント

オフィスや工場、店舗などでLED照明を導入する際に、その空間や設備にマッチした器具を選ぶことは不可欠です。選択を誤ることで効率が下がったり、コストが高くなったりする可能性があります。下記でご紹介する6つのポイントを意識して用途に合った最適なLED照明を選ぶようにしましょう。

ポイント1:LED照明の明るさの基準は「lm」

蛍光灯や白熱電球などの明るさを表す単位は消費電力の「W」でしたが、LED照明の明るさの基準には「lm」を採用しています。lmは光源の全光束(※)であり、数値が大きければ大きいほど、明るいことを意味します。
※光束:光源からでてくる光の量

ポイント2:照射角度や配光の違いをチェック

LED照明は前方にのみ光を放射する構造となっており、360度に光を放射する白熱電球や蛍光灯とは仕様が異なります。そのため、LED照明を設置する際には照射角度や配光を意識する必要があります。用途に合ったタイプを選ばないと思わぬ失敗をする可能性があるので注意しましょう。

ポイント3:色合いをよく見せるのは演色性

演色性とは太陽の下で見た状態を100として、色の見え方を数値化したものです。太陽光に近いほど演色性が高くなり、食品や美術品などの魅力をより色鮮やかに際立たせます。演色評価数はRaで表記します。

ポイント4:屋外では必須の防水対策

工場やオフィス、店舗などの屋外灯などにLED照明を使用する際は防水対策や防滴仕様がなされたものを導入することをおすすめします。防水加工を施した製品でないと雨風によって光源寿命が縮む可能性があるので注意しましょう。

ポイント5:照明周囲への環境温度を配慮

LED照明は水銀灯や蛍光灯とは異なり、照射する光にはあまり熱を持ちませんが、器具本体は外に放熱しています。そのため、熱を溜めすぎないようにケアすることが重要です。高温環境では寿命が著しく短くなるケースもあります。

ポイント6:業者への設置やメンテナンスの依頼

LED照明の電気工事は、プロの技術者への依頼が必要なケースが多く、設置や取り外し、メンテナンスに関しても注意しなければなりません。そのため、安心して施工を依頼できる業者を探すこともLED照明導入における重要ポイントといえます。

PICK UP!! LED照明に切り替えるべきタイミングは「今すぐ」です

導入すべきLED照明が明確になった後、次に気になるのは切り替えのタイミングかと思います。導入を少し待つことでさらに性能がいい新製品が登場するとお考えの方も多いかもしれませんが、結論としては今購入したとしても十分に導入のメリットがあるといえます。

コスト削減を実現するLED照明とは(上記該当箇所にリンク)でご説明した通り、LED照明の省エネ性能を示す値は「lm/W」です。近年では60lm/Wで5,000円を切るLED照明も販売されているので、平均的なオフィスで3~4年以内に投資を回収できる計算になります。徐々に150 lm/Wの製品も普及しつつあるので、環境に最適なものを選択すれば、LED照明を後延ばしにする必要は一切ありません。

LED照明導入の流れ

1お問い合わせ

LED照明をご検討中の方はまずは当社までお問い合わせください。下記にある電話番号かFAX、メールフォームにてご連絡をお願いします。そのほか、LEDに関する疑問や質問などに関してもお気軽にお問い合わせください。

TEL:06-6916-6062
FAX:06-6916-6064

2ヒアリング
お問い合わせいただいた際には、当社担当者がお伺いし、商品説明およびヒアリングを行います。どのような照明を設備をご希望なのか、また規模感やタイミングなども合わせてお話を伺います。
3現地調査
設置予定箇所が高所など特殊な条件の場合は事前に現場調査も行っています。ヒアリングの際に現地調査を希望される場合は遠慮なくお申しつけください。現地にて状況を詳細に把握させていただいたうえで具体的な設置計画についてご提示します。
4お積もり
ヒアリングや現地調査の内容にもとづいてお見積もりをご提出させていただきます。その際にLED照明に変更することでどれくらいの電気代のカットが期待できるのか、また数年先のランニングコストのシミュレーションなども併せてご説明します。
5設置
導入が決定しましたら、LED照明の手配から工事日程の調整を行います。ご指定日に工事を実施して設置が完了となります。
6アフターサポート
当社では、導入後のアフターサポートも充実しています。製品保証期間中に点灯不良などのトラブルが発生した場合は、保証規定に準じて対応します。すぐに当社までご連絡ください。そのほか、LED照明に関するご質問はいつでも受けつけています。

蛍光灯・白熱電球とLED照明との比較と 変更による省エネ効果についてご説明します

当社が取り扱うLED照明をご紹介します LED照明一覧